1月
12月
金の成る木 カネノナルキ
- 花が咲く
- カラーリーフ
- 多年草
- 多肉植物
- 観葉植物
- 動画情報あり
多肉植物だが低い木のように育ち、大株になると小さな白やピンクの花を咲かせます。葉の形が硬貨に似ていることから、英語では"Dollar Plant"と呼ばれています。
‘縁紅弁慶(フチベニベンケイ)’という和名や、‘花月(かげつ)’という別名もあります。一番の特徴は、厚みのある丸い葉で、属名のCrassula(クラッスラ)はギリシャ語で「厚い」という意味です。金のなる木をクラッスラと呼ぶこともあります。呼び方がいくつもあるため【クラッスラ 花月 金のなる木】のように、たくさんの名前を冠して売られていることもあります。
金のなる木は、名前には合わないような可愛らしいピンク色の花を咲かせ、その甘い香りも大きな魅力です。
江戸時代にはすでに【金のなる木】という言葉があり、架空の【金のなる木】を描いた絵が神社に奉納されたり、人々に配られたりしていたそうです。【金のなる木】の絵は、枝の部分には「しょうじき(正直)」「じひぶかき(慈悲深き)」「あさおき(朝起き)」といった文字が書かれています。
江戸時代には【金のなる木】は楽して儲けるという意味合いではなく、日頃の暮らしぶりが豊かな財産につながることを説いていたようです。
‘金のなる木’は、名前だけでなく、風水的に見ても金運上昇が期待できる植物です。風水では丸く厚みのある葉は金運アップにつながるとされています。さらに、上向きの葉は、風水的に陽の気があるとされ、明るくポジティブなエネルギーを生むと言われます。
また、風水では枯れた葉は良くないとされるため、丈夫で枯れ葉が出ない金のなる木は、その点でも運気アップが見込めます。
‘金のなる木’は水やりをすると葉がみずみずしくなるため、多めに水をあげる人もいますが、それでは花が咲きにくいのです。あえて水やりを控えると、葉ばかりが育つのを防ぎ、花芽に栄養を回すことができます。葉のシワが目立つようになるまで、水やりをしないことがコツです。
また、一年を通して日当たりを確保しましょう。うまくいけば、薄いピンク色や白の星型の花が密集して咲く姿が見られるはずです。
<‘金のなる木’はベンケイ科の多肉植物>
‘金のなる木’は、南アフリカが原産のベンケイソウ科の多肉植物です。ベンケイソウ科の多肉植物は世界中に分布し、弁慶になぞらえた名前の通り、丈夫な性質が特徴です。金のなる木も乾燥や低温にも耐える強靭な生命力を持っています。‘縁紅弁慶(フチベニベンケイ)’という和名や、‘花月(かげつ)’という別名もあります。一番の特徴は、厚みのある丸い葉で、属名のCrassula(クラッスラ)はギリシャ語で「厚い」という意味です。金のなる木をクラッスラと呼ぶこともあります。呼び方がいくつもあるため【クラッスラ 花月 金のなる木】のように、たくさんの名前を冠して売られていることもあります。
金のなる木は、名前には合わないような可愛らしいピンク色の花を咲かせ、その甘い香りも大きな魅力です。
<慣用句【金のなる木】とは?>
【金のなる木】は植物名だけでなく、慣用句として使われることもあります。【金のなる木】が表すのは「家賃、地代、金利などで、継続的にお金が入ってくる状態」です。お金の心配がない人を「あの人は金のなる木を持っている」と言ったりするのです。江戸時代にはすでに【金のなる木】という言葉があり、架空の【金のなる木】を描いた絵が神社に奉納されたり、人々に配られたりしていたそうです。【金のなる木】の絵は、枝の部分には「しょうじき(正直)」「じひぶかき(慈悲深き)」「あさおき(朝起き)」といった文字が書かれています。
江戸時代には【金のなる木】は楽して儲けるという意味合いではなく、日頃の暮らしぶりが豊かな財産につながることを説いていたようです。
<置くだけで金運アップ!‘金のなる木’の風水効果>
多肉植物の‘金のなる木’は、昭和初期に観葉植物として日本に入ってきました。当初は‘花月’や‘フチベニベンケイ’として流通していましたが、終戦後に栽培業者が若芽に五円玉を通して、あたかもお金がなっているようにして‘金のなる木’という名前で売り出したところ、全国的に流行したのだそうです。江戸時代からあった【金のなる木】という言葉を形にし、時代の雰囲気にも合ったことから大当たりしたのでしょう。‘金のなる木’は、名前だけでなく、風水的に見ても金運上昇が期待できる植物です。風水では丸く厚みのある葉は金運アップにつながるとされています。さらに、上向きの葉は、風水的に陽の気があるとされ、明るくポジティブなエネルギーを生むと言われます。
また、風水では枯れた葉は良くないとされるため、丈夫で枯れ葉が出ない金のなる木は、その点でも運気アップが見込めます。
<‘金のなる木’の花を咲かせるコツ>
丈夫で育てやすい‘金のなる木’ですが、花を咲かせるには少し工夫が必要です。‘金のなる木’は水やりをすると葉がみずみずしくなるため、多めに水をあげる人もいますが、それでは花が咲きにくいのです。あえて水やりを控えると、葉ばかりが育つのを防ぎ、花芽に栄養を回すことができます。葉のシワが目立つようになるまで、水やりをしないことがコツです。
また、一年を通して日当たりを確保しましょう。うまくいけば、薄いピンク色や白の星型の花が密集して咲く姿が見られるはずです。
分類 | ベンケイソウ科クラッスラ属 |
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英名・学名 | Crassula ovata、Jade plants |
別名 | フチベニベンケイ、花月、成金草 |
花言葉 | 一攫千金、不老長寿、富 |
当園での植栽エリア | エントランスガーデン・マルシェ側軒下 |
関連LINK | ・NHK出版 みんなの趣味の園芸 ・みんなの花図鑑 powered by goo |
※植物名称は、通名・流通名で記載している場合があります。
※「花木図鑑」でご紹介する植物は、当園及び周辺地区で生育している植物です。
※花木は生き物です。記載の鑑賞期に必ずご覧頂けることを保証するものではありませんのでご了承ください。
※「花木図鑑」やガーデンの植物については、Twitterやブログの #あくね花だより でもご紹介しています。
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