4月
5月
西洋岩南天 セイヨウイワナンテン
- 花が咲く
- カラーリーフ
- 低木
- 常緑樹
岩南天(イワナンテン)の仲間はツツジ科の中でも花が小さく下垂して咲くので花は隠れがちです。イワナンテンの中でも主に栽培されているセイヨウイワナンテンは、厚く光沢のある常緑の葉が特徴で日陰でも丈夫に育ちます。
湿度の高い山地に自生する日本の岩南天は育てる環境を選び栽培が難しいのに対して、この西洋岩南天は丈夫で比較的育てやすいことが特長です。そのため、西洋岩南天は公園やショッピングモール、オフィスなどにも植えられています。
岩南天の名前は、南天によく似た赤い実をつけることと岩場に自生することからつけられました。西洋岩南天は昭和40年代から日本でも普及し、当初はアメリカ岩南天という呼び方が主流でした。今では西洋岩南天と呼ばれることが多くなっています。
日陰でも育つ西洋岩南天は、屋内の鉢植えでも育てることができます。観葉植物としてオフィスに置かれることもありますが、丈夫とはいっても乾燥すれば枯れてしまいます。鉢植えで育てる場合には、土が渇いていないかチェックし、腐葉土など乾きにくい用土を選ぶ工夫も大切です。
西洋岩南天の花言葉は「気が多い恋」「若い恋人」「節制」です。なぜか若さに関係しているような言葉が多いのですが、小さな花が若々しさを感じさせることからつけられた花言葉なのかもしれません。
<西洋岩南天はどんな植物?>
西洋岩南天(セイヨウイワナンテン)は、北アメリカ原産のツツジ科の高さ1〜1.5mの常緑低木です。新芽にはピンク色や白色の斑入りの葉が見られ、秋には赤く紅葉する姿が美しく、園芸品種としても人気があります。湿度の高い山地に自生する日本の岩南天は育てる環境を選び栽培が難しいのに対して、この西洋岩南天は丈夫で比較的育てやすいことが特長です。そのため、西洋岩南天は公園やショッピングモール、オフィスなどにも植えられています。
岩南天の名前は、南天によく似た赤い実をつけることと岩場に自生することからつけられました。西洋岩南天は昭和40年代から日本でも普及し、当初はアメリカ岩南天という呼び方が主流でした。今では西洋岩南天と呼ばれることが多くなっています。
<日当たりのよくない庭にもおすすめ>
日陰になってしまうお庭ではガーデニングはむずかしいと思われがちですが、西洋岩南天はむしろ日陰の方がよく育ちます。強い日差しのある場所よりも、湿った日陰の方が快適なのです。西洋岩南天だけでなく、雪の下、擬宝珠(ぎぼうし)、ヒューケラなど、日陰を好む花木は意外とたくさんあります。そういった植物を選んで植えることで、あまり陽の当たらない庭でもガーデニングを楽しむことができます。特に西洋岩南天は、春と秋には葉の色を変え、目を楽しませてくれるでしょう。例えば、西洋岩南天のレインボーという園芸品種は、葉に白、ピンク、クリームイエローの斑が入り、庭全体を明るくさせてくれそうです。日陰の庭づくりは「シェードガーデン」と呼ばれ、ガーデニングの一つのジャンルにもなっています。日陰でも育つ西洋岩南天は、屋内の鉢植えでも育てることができます。観葉植物としてオフィスに置かれることもありますが、丈夫とはいっても乾燥すれば枯れてしまいます。鉢植えで育てる場合には、土が渇いていないかチェックし、腐葉土など乾きにくい用土を選ぶ工夫も大切です。
<西洋岩南天の花と花言葉>
季節ごとの新芽や紅葉の葉の色を楽しめる西洋岩南天ですが、花も魅力の一つです。ツツジ科の西洋岩南天はツツジと同じ4〜5月頃に花を咲かせます。小さな釣鐘状の白い花はまとまって咲くため、重みで垂れ下がり、葉に隠れてしまいがちです。花の季節には気をつけて葉の後ろを見てみると、かわいらしい花の姿が確認できるはずです。西洋岩南天の花言葉は「気が多い恋」「若い恋人」「節制」です。なぜか若さに関係しているような言葉が多いのですが、小さな花が若々しさを感じさせることからつけられた花言葉なのかもしれません。
分類 | ツツジ科イワナンテン属 |
---|---|
樹形 | 常緑低木(高さ1~1.5メートル) |
英名 | Leucothoe fontanesiana |
別名 | アメリカイワナンテン |
花言葉 | 気が多い恋・若い恋人・節制 |
鑑賞期 | 4~5月 |
当園での植栽エリア | 四季のガーデン |
関連LINK | ・NHK出版 みんなの趣味の園芸 |
※植物名称は、通名・流通名で記載している場合があります。
※「花木図鑑」でご紹介する植物は、当園及び周辺地区で生育している植物です。
※花木は生き物です。記載の鑑賞期に必ずご覧頂けることを保証するものではありませんのでご了承ください。
※「花木図鑑」やガーデンの植物については、Twitterやブログの #あくね花だより でもご紹介しています。
※「花木図鑑」でご紹介する植物は、当園及び周辺地区で生育している植物です。
※花木は生き物です。記載の鑑賞期に必ずご覧頂けることを保証するものではありませんのでご了承ください。
※「花木図鑑」やガーデンの植物については、Twitterやブログの #あくね花だより でもご紹介しています。