花木図鑑|ひみつの花園 | ヘデラ (アイビー)
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花木図鑑

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ヘデラ (アイビー)

  • 常緑草
  • 動画情報あり
つる性植物の代表的な品種。グランドカバーや寄せ植え、ハンギングなどに重宝します。室内や日陰でも育ちやすく強健で、切った枝を水に差しておくだけでも発根しますので、挿し木で増やすことができます。

 

<へデラの名前の由来と歴史>

へデラはアイビーの学名で、そのまま呼び名にもなっています。ギリシャ語で「葉が密集する」という意味のHedraがその語源だと言われています。和名の木蔦(キヅタ)という名前は、ブドウ科の蔦よりも、このウコギ科のへデラの方がより木のような性質があるためにつけられました。
冬でもあざやかな緑色の葉を茂らせるヘデラは、古代では、永遠を象徴するものでした。古代エジプト、ギリシャ、ローマでは、ヘデラは神聖視され、儀式にも用いられていたそうです。今でもギリシャでは、婚礼の祭壇にへデラが飾られています。  

 

<風水的にも縁起のよいヘデラ>

風水では、葉が下向きの植物は「陰」の気を持つとされます。「陰」といってもマイナスの意味はなく、気持ちを落ち着かせてくれるという意味です。また、先がとがった葉は邪気を払ってくれると言われます。
葉が下向きで、先がとがっているヘデラは、気持ちを穏やかにしてくれる上に邪気も払ってくれる植物というわけです。また、常に葉を茂らせているヘデラには金運アップの力もあるとされています。
ヘデラを観葉植物として家に置けば、
 ・リラックス効果
 ・邪気を払う
 ・金運アップ
という3つの効果を得られるのです。
丈夫な育てやすい植物で、乾燥にさえ気をつければ、枯れる心配はほとんどありません。
お家に縁起のよい観葉植物を置いてみたい人は、ヘデラを選んでみてはいかがでしょうか?

 

<へデラの花言葉>

葉にばかり注目が集まるへデラですが、10月から12月にかけて花も咲かせます。小さな黄色い花が丸く集まって咲くのが特徴です。ある程度年数が経った株しか花を咲かせず、その花も4〜7日しか咲かないことから、なかなかへデラの花は見ることができません。
へデラの花言葉として「永遠の愛」「友情」「不滅」「結婚」「誠実」などが知られています。どれも、旺盛に青々とした葉を茂らせるへデラのイメージにぴったりです。
へデラの少し怖い花言葉として、「死んでも離れない」というものもあります。これは、へデラの性質に由来するようです。ヘデラはコンクリートの壁にも吸着根を張り、たとえ伐採しても吸着した根の跡は残るほどの強い繁殖力を持っています。まさに「死んでも離れない」という言葉を地でいく性質があるのです。でも、それだけ生命力があることは悪いことではありませんし、「ずっと一緒にいられる」と解釈すれば、決して悪い意味ではないかもしれません。
 
分類 ウコギ科キヅタ属
原産地 ヨーロッパ・北アフリカ・アジア
英名・学名 Hedera
別名 西洋木蔦・セイヨウキヅタ・ヘデラ
鑑賞期 通年
花言葉 永遠の愛・友情・不滅・結婚・誠実
当園での植栽エリア ツリーハウス周辺
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※植物名称は、通名・流通名で記載している場合があります。
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ヘデラの育て方 by カインズ

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モデル協力:もり・りさ 中尾 聖